工事保険とひと口に言っても、内容や種類も保険代理店によってさまざまです。保障内容をよく確認しましょう。

工事保険は複雑怪奇。間違いのない契約を。

建設工事保険とは、建物などの建築工事中に、事故や何がしかのトラブルで、建設工事が続行不可能になったときに、その分の損害を補償してくれるものです。

ただしこの建設工事保険は、「予測不可能で突発的に起きてしまったもの」という前提がついていますから、故意にそれを起こしてしまった場合はもちろん、工事側の施工会社や下請け業者に過失があった場合には、補償の対象にならないケースがあります。

この建設工事保険というのは保険代理店によって契約内容が千差万別であり、実際のところは、特約事項などをつけないと、現場の内容に即した契約にはなっていません。

また同じ工事保険でも、多種多様な種類があります。

リフォーム業者や塗装業者が絡む改修工事で良く起こりがちな事故に、溶接中の火花が発火性の塗料に引火して火災を起こすといった事例があります。

こうしたケースでは、予測不可能であったか、それとも過失の範疇に含まれてしまうのかが、補償金支払いの争点になります。

加入していたはずなのに、イザ事故が起きてみると、契約内容に該当する事象ではなかったために、せっかくの建設工事保険が無駄になってしまったというような事例はたくさんあります。

建設工事保険は、一般によくある生命保険や火災保険などとは比べものにならないほど複雑で、そのうえ難解だと言われています。

契約時には簡単に印鑑を押してしまうのではなく、疑問となることは質問票をつくるなどして徹底的に確認していきましょう。

保険代理店の担当者もある意味ではビジネスですから、自分の会社がすすめる新商品を売り込むことに主眼を置いて、あまり客先のニーズをつかんでいないまま保険商品を売り込むことがあります。

冷静に客観的になって、後悔のない契約を成立させましょう。

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